
一言で言うと、
古賀市は、エリアによって地震の揺れや液状化・浸水・津波のリスクが変わります。
古賀市固有の高潮被害の一次記録は確認できていませんが、1828年のシーボルト台風で博多湾一帯が高潮被害を受けたとされる広域史実があります。
津波の想定があるエリアなので、避難場所・避難タワーの位置もあわせて確認しておくと安心です。
古賀市の防災リスク早見表
各市区の公式ハザードマップが示す想定区分をもとにした5段階表示です。同じ市区内でもエリアによって差があるので、目安としてご覧ください。
古賀市の地形と成り立ち
古賀市は博多湾岸の低地部と、内陸側の丘陵・小山地からなり、福岡市・北九州市のベッドタウンとして発展してきました。
博多湾岸の低地と内陸の丘陵地とで、水害・地震のリスクの性質が変わります。
▲ 古賀市周辺の空中写真。エリアによる地形の違いが見てとれます。 地図はドラッグ・ズームで動かせます。出典:国土地理院「地理院地図」
過去の災害に学ぶ
古賀市固有の高潮被害の一次記録は確認できていませんが、1828年のシーボルト台風で博多湾一帯が高潮被害を受けたとされる広域史実があります。
九州北部豪雨群での古賀市固有の被害数値も確認できていませんが、市は洪水・内水・高潮・津波の浸水想定区域、土砂災害警戒区域、地震ハザードマップを整備しています。
※参考:古賀市 総合防災マップ及びハザードマップ。数字は各種資料をもとにしたもので、資料により多少の幅があります。
古賀市のハザードマップの見方
古賀市は「こがまっぷ」(インターネット地図)で洪水・内水・高潮・津波の浸水想定区域、土砂災害警戒区域、地震ハザードマップ(揺れやすさマップ)を確認できます。津波ハザードマップ・洪水土砂災害ハザードマップも冊子PDFで公開されています。
博多湾岸の低地エリアは高潮・洪水・内水の重複リスクがあるため要確認、丘陵側は比較的リスクが低いものの、造成年代の古い斜面地では土砂災害警戒区域の有無を個別チェックしておくと安心です。
浸水のふかさや液状化・津波のしやすさはエリアで変わるので、気になる物件の番地で、実際のマップを開いて確認しておくと安心です。
▲ 古賀市周辺の洪水・内水の浸水想定(想定最大規模)を表示しています。地図はドラッグやズームで動かせます。 左の「災害種別で選択」から高潮・津波・土砂災害・地形分類にも切り替えられます。
出典:国土地理院「重ねるハザードマップ」
※参考:古賀市 総合防災マップ及びハザードマップ/標高は地理院地図で確認できます。
古賀市で住む・引っ越すときのチェックリスト
最後に、古賀市で住まいを選ぶ・引っ越すときに確認しておきたいことをまとめます。
🗺 番地単位でハザードマップを確認する
台地か、低地・埋立地かで、地震の揺れや液状化・浸水のリスクが変わります。
市区の水害・液状化・津波ハザードマップを、気になる物件の番地で確認しておくと安心です。
📋 重要事項説明で地盤・水害の説明を聞く
不動産取引では、水害ハザードマップや液状化・地震の情報が説明されます。
流し聞きせず、物件の位置をその場で一緒に確認しておくと安心です。
🏠 心配なら地盤調査・対策履歴を確認する
個々の宅地の地盤や対策の履歴は、公開マップだけでは分かりません。
気になる場合は、地盤調査の報告や造成・対策の履歴を確認しておくと安心です。
古賀市で備えたい防災グッズ
🎒 最低限そろえておきたい防災グッズ
目安は「1人あたり最低3日分(できれば1週間)」です。まだ何もそろえていない人は、まずここから。
※乳児のミルク・おむつ、持病の薬など、家族構成に合わせて調整を。備蓄は定期的に賞味期限をチェック。
出典:首相官邸「災害が起きる前にできること」/内閣府防災「災害に備えて」(水の「1人1日3L」は農林水産省、携帯トイレの回数目安は神奈川県による)
福岡すまいラボおすすめ|まず備えたい防災3点
大地震や台風で断水・停電が広い範囲におよぶときには、「①持ち出し一式 ②水で作れる食料 ③電源」の3つを先に押さえておくと安心です。
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まとめ|古賀市の防災は「自分の番地」で確認する

古賀市は、台地か沿岸の低地かでリスクが変わる街です。
だからこそ、住む場所を決める前に、市区のハザードマップで「自分が住む番地」がどんな地形かを確認しておくことが、いちばん確実な備えになります。