
🎆 2026年の筑後川花火大会は中止になりました
2026年8月5日(水)に予定されていた第367回 筑後川花火大会は、開催が中止されました。久留米市の公式観光サイトは、その理由を「令和8年熊本地震の発生を受け、関係機関の十分な体制が整わず、また、被災者の皆さまの支援を優先するため」と説明しています。370年以上続いてきた大会が、この年は上がりませんでした。
📌 この記事は2026年9月時点の情報です
2027年の開催について、公式からの発表はまだありません。この記事では、中止に至った経緯と、この大会がどういうものだったのかを、公式に公表されている範囲でまとめています。次の開催を待つ方は、久留米市の公式観光サイトをブックマークしておくと見のがしにくくなります。
中止の経緯|「被災者の支援を優先するため」
花火大会の中止といえば、ふつうは当日の天気によるものです。ですが2026年の筑後川花火大会は、開催日の前に、中止が決まりました。
| 項目 | 公表されていた内容 |
|---|---|
| 大会名 | 第367回 筑後川花火大会 |
| 予定されていた日 | 2026年8月5日(水)19:40〜20:40 |
| 予備日 | 2026年8月7日(金)(小雨決行) |
| 結果 | 開催中止 |
| 理由 | 令和8年熊本地震の発生を受け、関係機関の十分な体制が整わず、また、被災者の皆さまの支援を優先するため |
| 主催 | 筑後川花火大会実行委員会(筑後川花火大会振興会、西日本新聞社、久留米市、鳥栖市、久留米観光コンベンション国際交流協会) |
「関係機関の十分な体制が整わず」という言い方が、この大会の規模を物語っています。大きな花火大会は、警察・消防の警備体制があってはじめて成り立つもので、その人たちが災害対応に必要とされている状況では、安全に開くことができないということです。
そのうえで公式は「被災者の皆さまの支援を優先するため」という理由をはっきり書いています。できない、ではなく、いまはそちらを先にする。主催者の判断として書かれているのは、そういう順番でした。
過去に行った人の口コミ・満足度
2026年は開かれませんでしたが、これまでに筑後川花火大会へ行ったことがある方の声を集めています。次に開かれたときに行こうと考えている人の参考になります。匿名・10秒で回答できます。
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慶安3年から続く大会|起源は水天宮の落成祝賀
福岡県の公式観光サイトは、この大会を「慶安3年(1650年)の水天宮落成祝賀を始まりとし、370年以上の歴史を持つ」と紹介しています。
1650年です。江戸時代の前半、まだ4代将軍の時代にあたります。全国的に名の知られた花火大会の多くが明治以降、あるいは戦後にはじまっていることを考えると、この大会の古さはかなり特別です。
起源が水天宮の落成祝賀だというのも大事な点です。観光や集客のために企画された催しではなく、神社の行事として始まったということ。筑後川という大きな川と、その岸に建つ水天宮と、そこに集まった人たちの祝いの火——それが370年かけて、いまの筑後川花火大会になったという順序です。
花火の出どころ|久留米の水天宮は、全国の水天宮の総本宮です
ここを知ると、この大会の見え方が変わります。水天宮の公式サイトは、「当宮は、全国各地にある水天宮の総本宮です」と書いています。東京・日本橋の水天宮をはじめ、各地にある水天宮の大もとが、久留米にあるということです。
| 項目 | 水天宮の公式サイトに書かれていること |
|---|---|
| 名称 | 全国総本宮 水天宮 |
| 所在地 | 福岡県久留米市瀬下町265-1 |
| 全国との関係 | 全国各地にある水天宮の総本宮 |
| 御祭神 | 天御中主神をはじめ、平家ゆかりの安徳天皇・高倉平中宮・二位の尼の4柱 |
| 花火との関係 | 久留米藩2代藩主 有馬忠頼公によって水天宮の社地社殿が寄進され、その落成祝賀が花火の始まりとされる |
藩主が神社を寄進し、その落成を祝って花火が上がった。それが370年以上かけて、川の両岸に何万人も集まる大会になった——という話です。花火大会の起源としては、かなりはっきりと「誰が、何のために」が残っているほうだと思います。
📖 なぜ「第367回」なのか
起源の1650年から2026年までは376年ですが、公表されている回次は「第367回」です。差が出るのは、戦争や災害などで開かれなかった年があるためだと考えられますが、どの年が数えられていないのかは公表されていません。この記事では回次から開催年を逆算するようなことはしていません。
会場が複数ある大会|しかも県境をまたぎます
久留米市の公式観光サイトは、2026年の会場として篠山・京町・小森野・長門石・みやき・鳥栖の6か所を挙げていました。
| 会場 | 所在 |
|---|---|
| 篠山会場 | 福岡県久留米市 |
| 京町会場 | 福岡県久留米市 |
| 小森野会場 | 福岡県久留米市 |
| 長門石会場 | 福岡県久留米市 |
| みやき会場 | 佐賀県三養基郡みやき町 |
| 鳥栖会場 | 佐賀県鳥栖市 |
筑後川は、福岡県と佐賀県の県境を流れます。だから会場も両岸にまたがり、主催者に久留米市と鳥栖市の両方が入っている——という構造になっています。ひとつの花火を、2つの県の人が自分の街の花火として見ているわけです。これは、ほかの大きな花火大会ではあまり見ない形だと思います。
⚠️ 打ち上げ数は書いていません
この大会の打ち上げ数は、公式の案内のあいだで数字が食い違っています(久留米市の観光サイトと福岡県の観光サイトで異なる数字が出ています)。どちらかを選んで書くと読者に誤った印象を与えるため、この記事では発数を記載していません。次の開催が発表されたときに、公式の数字をご確認ください。
次はいつ?|2026年9月時点では未発表です
2027年の開催について、公式からの発表はまだありません。中止の理由が天候ではなく災害対応だったことを考えると、地域の状況がどう進むかによる部分が大きいはずです。
分かっているのは、この大会が「例年8月上旬に開かれてきた」ということ。2026年は8月5日(水)が予定日、8月7日(金)が予備日でした。発表は例年の日程から逆算すると春から初夏にかけてと見ておいて、久留米市の公式観光サイトを定期的に見るのが確実です。
370年以上のあいだには、開かれなかった年が何度もあったはずです。そのたびに再開してきたからこそ、いまも「第367回」と数えられている。2026年もその1年になった、ということだと思います。
公式リンクまとめ(ブックマーク推奨)
次の開催の発表は、これらのページから出ます。
- 久留米公式観光サイト ほとめきの街|第367回 筑後川花火大会
- 久留米公式観光サイト ほとめきの街|新しい案内はここから
- クロスロードふくおか(福岡県公式観光サイト)|筑後川花火大会
- 久留米市公式ホームページ
- 全国総本宮 水天宮 公式サイト|大会の起源になった神社です
370年、同じ川で花火を上げてきた街に、住むとどうなのか
久留米は、筑後川という大きな川とともにある街です。花火大会の起源が水天宮の落成祝賀だったように、川は信仰の対象でもあり、同時に水害のもとでもありました。
370年のあいだ花火が上がり続けたということは、同じだけ川と付き合ってきたということでもあります。実際に住むことを考えるなら、久留米市の防災記事のほうも一度目を通しておいてほしい内容です。補助金まわりは久留米市の補助金まとめにまとめています。
🚉 久留米エリアの駅の住みやすさ
花火で訪れた街に「住む」となるとどうなのか。9項目×10段階で採点しています。
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